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第24回マーキュリーカップJpnIII レース結果

着順 枠番 馬番 馬名 所属 性齢 負担重量 騎手(所属) 調教師 馬体重 タイム 着差 人気
1 3 3 マスターフェンサー JRA 牡 4 54 川田将(JRA) 角田晃 503 7 2:03:00 1
2 6 9 デルマルーヴル JRA 牡 4 57 岡部誠(大井) 戸田博 499 5 2:03:02 11/2 3
3 1 1 ランガディア 岩手 牡 6 54 鈴木祐(岩手) 板垣吉 482 -4 2:04:00 5 6
4 5 8 ヒストリーメイカー JRA 牡 6 54 畑端省(JRA) 新谷功 523 -3 2:04:01 3/4 2
5 5 7 アポロテネシー JRA 牡 5 54 横山武(JRA) 鈴木伸 513 1 2:04:06 3 4
6 7 12 ヨシオ JRA 牡 7 54 山本聡(岩手) 森秀行 474 -6 2:05:01 3 7
7 4 5 リンノレジェンド 北海道 牡 4 54 吉原寛(金沢) 林和弘 512 10 2:05:04 2 5
8 7 11 アリオンダンス 笠松 牡 7 54 水野翔(笠松) 笹野博 473 -5 2:05:07 11/2 10
9 3 4 ヤマショウブラック 岩手 牡 4 54 高松亮(岩手) 小林俊 503 -10 2:05:07 ハナ 8
10 2 2 ディグニファイド 岩手 セン 8 54 坂口裕(岩手) 新田守 540 -3 2:06:08 7 13
11 4 6 センティグレード 岩手 牡 9 54 菅原辰(岩手) 千葉幸 535 1 2:07:02 21/2 12
12 8 14 アドマイヤメテオ 岩手 セン 9 54 山本政(岩手) 小西重 451 -4 2:07:06 21/2 9
13 8 13 ナラ 笠松 牝 4 52 筒井勇(笠松) 湯前良 411 -6 2:08:02 4 11
14 6 10 キタノイットウセイ 笠松 牡 10 54 池田敏(笠松) 栗本陽 511 -3 2:11:02 大差 14

第24回マーキュリーカップJpnIII 払戻金

単勝 3 190円
複勝 3 110円
9 140円
1 370円
枠連複 3-6 330円
馬連複 3-9 350円
馬連単 3-9 550円
ワイド 3-9 190円
1-3 630円
1-9 860円
三連複 1-3-9 2,120円
三連単 3-9-1 5,860円

有力馬紹介

■デルマルーヴル

牡4歳 戸田博文きゅう舎(美浦)
父・パイロ(APインディ系)

 デビュー3戦目から3連勝を飾り、JpnⅡ・兵庫ジュニアグランプリを優勝。続くJpnⅠ・全日本2歳優駿(国際競走)はノーヴァレンダのアタマ差2着に惜敗した。
 一戦置いて今度はUAEダービー(GⅡ ドバイ・メイダン競馬場)へ挑戦。4着に善戦した。
 帰国初戦のジャパンダートダービーはクリソベリルの2着。以降もレパードステークス、白山大賞典2着。浦和記念は4着に終わったが、名古屋グランプリ(JpnⅡ)を快勝。ダートグレード2勝目を手にした。
 年が明けて川崎記念(JpnⅠ)3着からフェブラリーステークス15着後、ドバイ・ゴドルフィンマイルに遠征したが、コロナウイルスの影響でレースが中止。仕切り直しの一戦に帝王賞を選んだものの、今度は選定モレ。
 ぶっつけでマーキュリーカップに臨むことになったが、言うまでもなく実績№1。トップハンデ57キロを背負うが、主役級は疑いなし。勝って秋のGⅠシリーズへ弾みをつけたい。

■マスターフェンサー

牡4歳 角田晃一きゅう舎(栗東)
父・ジャスタウェイ(サンデーサイレンス系)

 デビュー2戦(取り消しは含まず)は芝で2、4着。その後、ダート路線へ移行して2連勝マーク。ヒヤシンスステークス4着、伏竜ステークス2着からアメリカ三冠・ケンタッキーダービー、ベルモントステークスへ挑戦。
 ケンタッキーダービーは日本産馬では初のケンタッキーダービー出走で6着。ベルモントステークスは外から伸びて5着に健闘した。
 その後もアメリカへ滞在し、今度は芝2000m・ベルモントダービーへ駒を進めたが、アメリカの芝も合わず13着に終わった。
 4ヵ月半の休養後、帰国初戦の2勝クラス、一戦置いて3勝クラスも勝ってオープン入り。ブリリアントステークス、スレイプニルステークス(いずれも東京ダート2100m)でエルデュクラージュの連続2着。あとひと伸びが足りなかった。
 今後、ビッグレースに出走するためにはマーキュリーCは是が非でも勝ちたい一戦。盛岡ダート2000m向きは過去実績からも明らか。

■ヒストリーメイカー

牡6歳 新谷功一きゅう舎(栗東)
父・エンパイアメーカー(ミスプロ系)

 中央2戦0勝から金沢へ移籍後、秘めた素質が開花。移籍5連勝を含む10勝をマークして再び中央入り。ダートで3勝をあげて堂々、オープン入り。
初重賞挑戦となった東海ステークス6着後、オープン・仁川ステークスを快勝。マーキュリーCと連動性が高い平安ステークスへ駒を進め、豪華メンバー相手に4着。自身の成長力をアピールした。
 今回、マーキュリーCを優勝すれば管理きゅう舎・新谷功一調教師、コンビを組む畑端省吾騎手ともうれしい初重賞制覇。その名のごとくヒストリーメイカー(歴史作り)となるか、注目が集まる。

■アポロテネシー

牡5歳 鈴木伸尋きゅう舎(美浦)
父・ランナウェイアンドハイド(ミスプロ系)

  京都ダート1400mの3歳新馬戦を勝ち上がり、7戦目に2勝目を―マーク。以降は頭打ちのレースが続いたが、4歳秋に2連勝を飾ってオープン入り。
 名古屋グランプリに挑戦してデルマルーヴルの1秒8差5着から東京大賞典9着。
 今年は2月から始動してアルデバランステークス(特別)4着、仁川ステークス(リステッド)3着。
 それ以来の実戦となるが、デビュー戦後は一貫してダート1700m以上を使われてきたように2000m向き。
 ミスプロ4×4×5のインブリードを持つ典型的なアメリカン血統。

■ヨシオ

牡7歳 森秀行きゅう舎(栗東)
父・ヨハネスブルグ(ストームキャット系)

  デビュー後はダート1本で使われ、5歳(2018年)6月にオープン入り。同年7月、マーキュリーカップへ参戦し、逃げてミツバの2着を確保。続いてサマーチャンピオン(佐賀)へ挑戦して3着。今年1月のジャニュアリーステークスで通算6勝目をマークした。
 函館2戦12着は自分の競馬ができなかったのも敗因。スンナリの流れに持ち込んで一昨年の再現を狙う。

■リンノレジェンド

牡4歳 林和弘きゅう舎(門別)
父・トビーズコーナー(ダンジグ系)

  門別1200mの2歳新馬戦を勝ち、その年の冬に南関東へ移籍。2戦1勝2着1回から門別へ里帰り。北海道三冠に臨んだが、リンゾウチャネルが強力だったため北斗盃5着、北海優駿2着、王冠賞3着。
 その後、矛先を変えて黒潮盃、ダービーグランプリを連続優勝し、勢いを駆って道営記念へ挑戦。見事な逃げ切りを決め、世代レベルの高さを誇示した。
 今季2戦は仕上がり途上だったのか2戦とも8着に沈んだが、体も絞れた前走を快勝。上昇ムードで臨むのが心強い。

■ランガディア

牡6歳 板垣吉則きゅう舎(水沢)
父・キングカメハメハ(ミスプロ系)

 中央芝5勝、オープンに在籍。岩手入り直前の総武ステークスが初ダート戦でしんがり負け16着。パワーの要る地方ダート対応が未知数だったが、赤松杯、シアンモア記念、一條記念みちのく大賞典と重賞3連勝。ナムラタイタン以来の偉業を成し遂げ、一気に岩手頂点を極めた。  今回はJRAダートの強豪が相手。高速決着は確実だが、父は芝ダートで多くの強豪を輩出してきたキングカメハメハ。母はダイナカール産駒で自身は中央ダート4勝。岩手の期待を一身に集める。