有力馬紹介
大井3勝から南関東牝馬クラシック路線へ名乗り。ユングフラウ賞4着から一冠目の浦和・桜花賞へ挑戦したが、スタートで出遅れ。さらに4コーナーで進路をカットされる大きな不利も重なり、10着に終わった。だた、直近5年で桜花賞から留守杯日高賞組は3勝2着2回3着1回。2023年ワイズゴールド、2021年スマイルミュ、2020年ボンボンショコラが優勝を果たしており、まさに直結するレース。待望の重賞制覇に王手をかけた。
モンゲーキララ
牝3歳 父エスポワールシチー
鈴木義久きゅう舎・川崎
川崎で3勝をマークし、重賞も3度挑戦。ローレル賞、ユングフラウ賞、浦和・桜花賞とすべて9着だったが、桜花賞では大外12番枠に入りながらも向こう正面で4番手まで進出。強豪相手だったことを考えれば内容は悪くなかった。今回はメンバーが緩和され、首位争いは確実。
ファーマビューティ
牝3歳 父カルフォルニアクローム
大宮和也きゅう舎・大井
門別2勝2着3回から大井へトレードされ、3戦目を快勝した。近3戦は着外に終わったが、枠順にも恵まれなかったのは事実。今回は2番枠を引き当て、コースロスなくレースを進めるのは有利材料。うまく流れに乗って上位進出を狙う。
スノーミックス
牝3歳 父タワーオブロンドン
永田幸宏きゅう舎・盛岡
デビュー3戦2勝2着1回で2歳シーズンを終了。今季は初戦にスプリングカップを選び、牡馬相手に4着健闘した。続くトライアル・あやめ賞で1番人気に支持されたが、3コーナーで失速。初めて大敗を喫したが、経験値の差も出た格好。この敗戦を糧に巻き返しに意欲満々。
デビュー4戦目の盛岡ダート1400mを快勝後に中央入り。芝路線を歩み、クラシック路線を目指す強豪と対戦し続けてきた。帰郷後は2戦4着止まりだが、パワーの要る馬場に手こずっていた印象。馬体回復、脚抜きのいい馬場を条件に巻き返しに転じる。
新馬戦1着、2戦目・若鮎賞3着、3戦目2勝目をあげて好発進を決めた。その後は凡走を続け、南関東でも2戦着外に終わって再転入。あやめ賞7番人気に甘んじたが、差しに転じて2着を確保した。揉まれない競馬ができれば再現まで。