レースについて
○歴史
不来方賞の創設は1969年(昭和44年)。岩鷲賞などと並び、岩手競馬で最も古い歴史と伝統を誇る。ほぼ岩手最高峰の3歳重賞レースらしく、岩手競馬史に残る優駿がずらり。歴史順にカウンテスアップ、スイフトセイダイ、モリユウプリンス、メイセイオペラ、トニージェント、バンケーティング、ロックハンドスターなどが覇者に名を連ねている。
不来方賞の最多優勝騎手は菅原勲元騎手の12勝と断然。第2位は村上忍騎手の7勝、小林俊彦元騎手の5勝。現役では高松亮騎手が3勝と村上忍騎手に続いている。
昨年、ダート三冠体系が本格的にスタート。羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートクラシックがJpnⅠ格となった。それに伴い、不来方賞はJpnⅡへ昇格。1着馬にジャパンダートクラシックの優先出走権が与えられる。

昨年優勝馬 サンライズジパング