岩手競馬予想の達人

10R 第27回 ジュニアグランプリ
2歳
芝 1600m(左回り)発走17:15
馬名 重量 騎手
松尾 よこ
てん
古谷 多田 サン
スポ
スポ
報知
東京
スポ
六車
奈々
1 1 ナッツナッツ 55 南郷家            
2 2 クラウニングカップ 55 落合玄
3 3 レヨンドルミエール 55 坂井瑛          
4 4 インフェルレーヴ 55 塚本涼                
5 ジュエルレジーナ 54 小林凌              
5 6 ベネフィシオス 55 佐々志                
7 イタズラベガ 54 高松亮          
6 8 セイクリスティーナ 54 山本聡
9 ラブコラージェン 55 阿部英                
7 10 ベイビーザロック 55 高橋悠    
11 ユウユウロゼッタ 54 大坪慎              
8 12 ブルーメンガルテン 55 吉原寛  
13 トゥーナスタディ 55 菅原辰    
松尾 3連単 18点
1着 8.12
2着 2.8.10.12
3着 2.8.10.12.13
(上位伯仲=B)
門別1勝2着3回⑫ブルーメンガルテンは芝未経験だが、地区レベル差で首位を奪取する。トライアル・若鮎賞で鮮やかな直線抜け出しを決めた⑧セイクリスティーナは逆転十分。門別1700mを3度使われて参戦②クラウニングカップ、相手なりに駆ける堅実派⑩ベイビーザロックが割って入る。前回快勝⑬トゥーナスタディ、同2着⑦イタズラベガは押さえ少々
買い目
8-12
2-12
10ー12
12ー13
テシオ編集部 よこてん (2)クラウニングカップが本命。ここまで3戦して勝ち星こそ一つに留まっているが、しのぎを削ってきた相手はいずれも重賞級の素質馬なのだから勝ち星の数以上の質を備えていると考えたい。初芝・初コースはもちろんハンデだがそれでも期待できる素質あり。対抗も遠征馬から(12)ブルーメンガルテンを。こちらも勝ち星は一つだが前走で敗れた相手はその後重賞5着、2走前の勝ち馬は函館2歳Sに出走しており内容のレベルは高い。初距離で外枠という点で対抗に留めたが鞍上がカバーしてしまうシーンも十分にあるだろう。三番手は(8)セイクリスティーナ。若鮎賞は時計が出る馬場だったとはいえ勝ち時計は過去の同レースやジュニアGPに比べても優秀といえるもの。コース経験済みの点を活かし切れれば連勝も十分に。以下、(10)ベイビーザロックは芝や距離が未知数だが仕上がりの安定感を評価して。(13)トゥーナスタディは力をつける近況で大外枠克服なら。

3連単フォーメーション
2,8,12→2,8,12→2,8,10,12,13
エイカン 多田 ⑫ブルーメンガルテンは素質馬が揃ったJRA認定スーパーフレッシュチャレンジを2着に好走。前走2着も4角先頭と見せ場は十分。仕掛けてからの反応が良いいし、その瞬発力は芝で更に生きるはず。重賞・若鮎賞を鮮やかに差し切った⑧セイクリスティーナ。同舞台を経験しているのは強みだし、時計1分39秒1も優秀。②クラウニングカップは千七で長くいい脚を使っていてスタミナ面の不安はないし、父リーチザクラウン産駒は盛岡芝22回出走で7勝、3着以内が15回と好相性。⑩ベイビーザロック、⑬トゥーナスタディも連下には押さえておきたい。

3連単フォーメーション(6点)
12→8、2→8、2、10、13
買い目
8-12
2-12
古谷剛彦 3連単フォーメーション
10⇔1,4,5→1,4,5,2(18点)
買い目
2-12
2-8
2-13
2-10
サンケイスポーツ 小須田浩貴記者 ◎8セイクリスティーナ
〇13トゥーナスタディ
▲12ブルーメンガルデン
△2クラウニングカップ
 3レヨンドルミエール
 10ベイビーザロック
3連単12点
8→13、12、2→13、12、2、3、10
スポーツ報知 松井中央記者 3連単2の1着づけで相手3、5、7、8、10へ。
昨年はダートで行われたが、芝施行の近2年(22、23年)はホッカイドウ競馬所属で、父がサンデーサイレンス系の馬が勝利。今年のメンバーでその傾向に合致するのがクラウニングカップ。半兄ペルクナスはJRAの芝1800mで2勝を挙げていて、初の芝挑戦はプラスに出る可能性大。デビューから3戦とも1700mを使われ、安定した先行力で2、1、2着とオール連対。マイルの距離にも不安はない。日曜(17日)に行われた芝レースは馬場の内めを通った逃げ、先行馬が3着以内を占めた。2番枠ゲットも今の馬場傾向から大きな後押しとなる。
東京スポーツ 山口心平記者 単勝・複勝:⑧
馬連:②、⑧、⑫BOX
過去10年で北海道勢が7勝しているジュニアグランプリに今年も3頭が遠征してきた。特に⑫ブルーメンガルテンは鞍上に金沢競馬の吉原騎手を配し人気を集めることは間違いない。だが、血統背景からは決して距離延長がプラスに働くとは考えずらい。母ウララカは全4勝中3勝がダート1,200m、全兄ヴェラグエリエロは大井競馬場1,600mでの勝ち鞍や先日の福島競馬場ダート1,700mでの2着があるものの、デビュー時は芝・ダート問わず1,000-1,200m戦を使われていた。それならば同距離の前走・若鮎賞を好時計で快勝した⑧セイクリスティーナの出番だ。その勝ち時計1.39.1は重賞に格上げされて以降芝・ダート問わず最速。単純比較はできないものの、直近のジュニアグランプリ岩手勢の勝ち馬であるマツリダスティールより1.8秒早いのであれば堂々の勝ち馬候補と言えよう。なにより、JBCデーに開催され賞金が2,000万円と桁違いだった2023年を除いた過去10年のジュニアグランプリ勝ち時計よりも早いのだから時計の裏付けはあるといえる。馬群をぬって抜け出してきたレース内容からしてもレースセンスも十分だ。②クラウニングカップは⑫と別厩舎ながら同馬主。人気を加味したうえだが、距離適性という点で⑫より上位と考えて本馬を対抗とした。 
以上3頭の三つ巴とみるが、若鮎賞でセイクリスティーナの2着、その次走・JRA認定競走フューチャーステップを勝利した⑬トゥーナスタディ、三頭目の北海道勢である⑩ベイビーザロックの二頭が連下候補。
六車奈々 地方競馬で唯一の芝レースを見ることができるのが、盛岡競馬場だ。アメリカのサンタアニタパーク競馬場を模して作られた盛岡競馬場は、ダートコースが外側、芝コースが内側に作られており、ダートメインである地方競馬の誇りも感じられて、私は大好きである。
 ジュニアグランプリは、貴重な芝コースで争われる2歳馬の全国交流競走。本命は⑧セイクリスティーナ。前走は直線で前が開かず、大外に持ち出すロスがありながらも、グイグイ伸びて1着。しかも若鮎賞レコードとは大したもの。北海道勢が優勢な本レースだが、今年は期待したい。対抗は、北海道から参戦の②クラウニングカップ。私は岩手の交流競走に田中淳司厩舎が参戦したら、必ず買うようにしている。なぜなら「勝ち方を知っているのか」と思うほど、活躍するからだ。現在、田中淳司厩舎はジュニアグランプリを3連覇中。クラウニングカップの戦績も十分勝ち負けに通用する上に、枠順も理想的な内枠。今年も当然狙っている。3番手は、2020年クラスターカップを日本レコードで優勝したマテラスカイの初年度産駒⑩ベイビーザロック。初芝や初輸送など、初めてだらけで不安点もあるが、未知の魅力もたっぷり。何よりあのマテラスカイの初年度産駒が岩手でジュニアグランプリを優勝すると夢がある。期待したい。金沢の吉原騎手を鞍上に参戦の⑫ブルーメンガルテン、前走芝レースで好走の⑦イタズラベガ、⑬トゥーナスタディまで。
馬券:3連複2頭軸⑧②から⑦⑩⑫⑬