レースについて
○歴史
南部杯の創設は1988年。第1回から第7回まで北関東以北の地区限定競走で実施。水沢1600mを舞台に『北日本マイルチャンピオンシップ南部杯』のレース名で行われたが、1995年、JRA、全国の地方競馬にも門戸を開放。名称も『マイルチャンピオンシップ南部杯』へ変わり、JRA・ライブリマウント、岩手トウケイニセイの対決は“天下分け目の決戦”と言われた。結果はライブリマウントに軍配。翌年3月、第1回ドバイワールドカップへ遠征した。
1996年、新盛岡競馬場=OROパークの完成に伴い、盛岡ダート1600mへ移行。“砂の女王”ホクトベガが圧勝し、1998年はメイセイオペラが優勝。2001年はアグネスデジタルなど名だたるダート強豪が歴代名馬に名を連ねています。
また南部杯はリピーターが多いことでも有名。北日本時代も含めるとトウケイニセイ、ユートピア、ブルーコンコルド(3連覇)、エスポワールシチー(2連覇、3度優勝)、ベストウォーリア、コパノリッキー、アルクトス、そしてレモンポップと計8頭が連覇以上を達成している。

昨年優勝馬 レモンポップ