注目レース情報

第23回ジュニアグランプリM1

盛岡競馬場 芝 1600メートル2021/9/20(祝・月)

レースについて

○歴史

 盛岡芝1600mで行われる2歳馬の地方競馬全国交流・ジュニアグランプリの創設は1999年。当初は新潟、上山、岩手の三県交流・東北ジュニアグランプリの名称で実施され、第4回(2003年)から地方競馬全国交流へ昇格。名称もジュニアグランプリへ変更した。

 このレースはGⅠ・朝日杯フューチュリティステークスへ向けたステップレースへの代表選定競走としても実施され、京王杯2歳S、デイリー杯2歳Sのいずれかに出走可能となる。

昨年優勝馬 マツリダスティール号

コースの特徴

○芝1600m

 先行争いが長引かずスローペースになりやすい。内枠の先行馬有利、外枠の差し馬は不利と考えていいだろう。

 以前は内枠、それも1番優勢と言えたが近年は5番・6番といった中ほどの馬番が好成績で外枠も決して悪くはない。以前ほど”内枠優勢”ではない点に注意。

盛岡競馬場コース図

データ分析

北海道6勝、岩手4勝

2020年
1着 マツリダスティール(岩手)←ビギナーズC②
2着 エイシンビッグボス(北海道)←2歳OP①
3着 スマイルミュ(北海道)←J・クローバー賞⑥
2019年
1着 フジノロケット(北海道)←J・コスモス賞⑦
2着 シンボ(北海道)←門別未勝利①
3着 ポピュラーソング(船橋)←大井3歳①
2018年
1着 リンゾウチャネル(北海道)←2歳OP②
2着 マツリダレーベン(岩手)←2歳⑥
3着 イコライザー(北海道)←2歳OP③
2017年
1着 モリノラスボス(北海道)←アタックC①
2着 プリヴィレッジ(岩手)←ビギナーズC⑤
3着 ベストロード(岩手)←若鮎賞①
2016年
1着 ダズンフラワー(岩手)←若鮎賞③
2着 タイセイプロスパー(北海道)←J・クローバー賞④
3着 プティソレイユ(北海道)←2歳⑤
2015年
1着 ソロフライト(岩手)←ファーストステップ①
2着 キーパンチャー(北海道)←J・クローバー賞④
3着 メジャーリーガー(岩手)←若鮎賞①
2014年
1着 パーティメーカー(北海道)←J・コスモス賞④
2着 ロゾヴァドリナ(大井)←新馬①
3着 ネガティヴ(北海道)←J・クローバー賞⑦
2013年
1着 プレイアンドリアル(北海道)←スーパーフレ①
2着 ライズライン(岩手)←若鮎賞②
3着 ターントゥライド(岩手)←若鮎賞③
2012年
1着 セラミックガール(北海道)←ブリーダーズGJ⑤
2着 メロディアス(北海道)←J・クローバー賞⑥
3着 ハカタドンタク(岩手)←ビギナーズC②
2011年
1着 ワタリドラゴン(岩手)←若鮎賞①
2着 イブニングラッシュ(北海道)←2歳OP①
3着 マーライオンパーク(岩手)←ビギナーズC③

 過去10年の地区別結果は北海道6勝2着6回3着4回。岩手4勝2着3回3着5回。あとは大井2着1回、船橋3着1回と北海道所属馬が若干優位に立っている。

 芝未経験でも北海道勢は5勝。リンゾウチャネルは翌年、北海道三冠を制したように絶対能力で芝を克服したケースもあるが、パーティメーカー、一昨年のフジノロケットはコスモス賞(札幌芝1800m)に挑戦。中央芝を経験して優勝した。ほかにも一度、芝を使って好走パターンが多く芝を経験していた方がベター。

 一方、岩手勢は地元の芝を経験した馬が好走している。参考までに若鮎賞、過去10年のジュニアGP結果は
2020年→2011年
①④⑤③取消③④③④①

 若鮎賞、ジュニアGPを連勝したのは昨年のマツリダスティール、ワタリドラゴン2頭。過去10年で北海道所属馬が6勝していることを考えれば、以上の結果は健闘と解釈していい。若鮎賞好走組は目が離せない。

1番人気3勝、2番人気2勝だが、6番人気以下も3度優勝

1着 2着 3着 単勝率 連対率 複勝率
1番人気 4回 2回 2回 40% 60% 80%
2番人気 2回 1回 3回 20% 30% 60%
3番人気 0回 4回 0回 0% 40% 40%
4番人気 1回 0回 1回 10% 10% 20%
5番人気 0回 1回 0回 0% 10% 10%
6人気以下 3回 2回 4回      

 1番人気4勝2着2回3着2回、2番人気2勝2着1回3着3回。単純に過去10回中6回が1、2番人気。ひとまず人気に応えていると見ていいが、平均配当は総じて高い。

 序列の定まっていない2歳戦に加え、芝適性と比較が難しいため、6番人気以下も3勝2着2回3着4回と人気薄の馬が好走するケース多いのが目につく。

牝馬の善戦も光るが、近年は牡馬優勢

1着 2着 3着
7回 8回 4回
3回 2回 6回

 過去10年は牡馬7勝2着8回と優位に立っている。特に昨年まで牡馬が4年連続で優勝。2着に至っては6年連続で牡馬が確保。ただ3着は牡馬4回に対し、牝馬6回。3連モノは牝馬を押さえた方がいいようだ。

 興味深いのは優勝馬の単勝人気。ダズンフラワー=6番人気、ソロフライト=10番人気、セラミックガール=6番人気。牝馬で1番人気の優勝は一度もなく、先ほどのデータで記した6番人気以下の優勝3頭はすべて牝馬。高配当を狙うなら人気薄の牝馬。