クラスターカップ特設サイト

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実 施 日 令和2年8月10日(祝月)
令和2年度 岩手県競馬組合営 第5回盛岡競馬第3日
第10競走 【16時45分 発走予定】
施 行 場 盛岡競馬場
競走内容 サラブレッド系3歳以上 距離 1,200m(ダート・左回り)
1着賞金 2,300万円 出走可能頭数 14頭

第25回クラスターカップJpnIII レース結果

着順 枠番 馬番 馬名 所属 性齢 負担重量 騎手(所属) 調教師 馬体重 タイム 着差 人気
1 6 9 マテラスカイ JRA 牡 6 55 武 豊(JRA) 森秀行 523 -5 1:08:05 レコード 1
2 1 1 ヒロシゲゴールド JRA 牡 5 54 藤岡康(JRA) 北出成 476 10 1:08:06 1/2 3
3 3 3 ブルドッグボス 浦和 牡 8 59 御神訓(大井) 小久智 510 -15 1:09:00 21/2 4
4 8 12 トップウイナー JRA 牡 4 54 和田竜(JRA) 鈴木孝 466 2 1:09:04 21/2 2
5 5 7 メイショウアイアン 北海道 牡 10 55 落合玄(北海道) 田中淳 510 2 1:09:09 3 7
6 4 5 ショーム JRA 牡 5 54 横山典(JRA) 鈴木伸 498 -6 1:10:00 1/2 5
7 2 2 アユツリオヤジ JRA 牡 6 54 北村友(JRA) 村山明 501 -5 1:10:02 1 6
8 5 6 スティンライクビー 岩手 セン 8 54 内田利(浦和) 飯田弘 494 8 1:10:02 クビ 10
9 6 8 ブラゾンドゥリス 北海道 セン 8 55 高松亮(岩手) 小野望 500 -4 1:10:02 ハナ 8
10 8 13 シャドウパーティー 岩手 セン 11 54 高橋悠(岩手) 三野通 495 -2 1:10:06 21/2 9
11 7 10 ミスティカル 岩手 牡 5 54 山本聡(岩手) 新田守 472 -4 1:10:06 ハナ 12
12 4 4 サマニー 岩手 セン 7 54 陶文峰(岩手) 伊藤忍 476 0 1:10:06 アタマ 11
13 7 11 ツルオカボルト 岩手 牡 9 54 菅原辰(岩手) 瀬戸幸 515 -8 1:11:09 8 13

第25回クラスターカップJpnIII 払戻金

単勝 9 210円
複勝 9 120円
1 160円
3 170円
枠連複 1-6 590円
馬連複 1-9 600円
馬連単 9-1 1,010円
ワイド 1-9 260円
3-9 310円
1-3 580円
三連複 1-3-9 1,180円
三連単 9-1-3 3,460円

有力馬紹介

■マテラスカイ

牡6歳 森秀行きゅう舎(栗東)

 一昨年7月、中京ダート1400mで行われたプロキオンステークス(GⅢ)で2着インカ―テーションに0秒7差をつけて逃げ切り圧勝。従来の日本レコードを1秒2も更新し、1分20秒3の驚異的タイムをマークした。同年、JBCスプリントはグレイスフルリープのクビ差2着。惜しくもJpnⅠタイトル獲得はならなかった。
 昨年はドバイ・ゴールデンシャヒーン(メイダン・ダート1200m)へ2度目の挑戦。2着に善戦し、帰国初戦にプロキオンSを選び、連覇を狙って登場。圧倒的1番人気に支持され、1000mを56秒0、1200mを1分8秒2で通過。日本レコードで逃げたが、ラスト200mで一杯となって5着に敗れた。
 続いてセントウルS(芝1200m)7着後、ダートの最高峰ブリーダーズカップ・スプリント(サンタアニタ競馬場)へ挑戦。大外にも泣いて8頭立て8着に沈んだ。
 しかしチャレンジ精神旺盛。今度はサウジアラビア・サウジアカップ(サウジア・スプリント)へ遠征。大外から果敢に逃げて4コーナーで後続に5馬身以上。残り200mでもリードを保ったが、最後の最後で力尽きてクビ差2着。惜敗したが、世界でもトップレベルのスピードを証明した。
 前走・北海道スプリントカップでも逃げに逃げたが、ゴールでメイショウアイアンに交わされてハナ差同着2着。「時計のかかる馬場が合わなかった」と武豊騎手。
 盛岡ダート1200mのレコードは3年前、ブルドッグボスがマークした1分8秒8。これは日本レコード・ビクトリテツニーの1分8秒7(中山・カペラS)に0秒1差に迫るもの。
 高速馬場を味方に、マテラスカイが今度こそ重賞2勝目を手にする。

■ブルドッグボス

牡8歳 小久保智きゅう舎(浦和)

 一度目のクラスターカップ参戦は中央ダート6勝から臨んだ2016年。連覇がかかったダノンレジェンドは60キロの酷量を背負ったため、ブルドッグボスが1番人気に支持されたが、2馬身差2着。
 雪辱を果たしたのは翌年17年。南関東浦和・小久保きゅう舎へ移籍2戦目だった。1番人気はサイタスリーレット。ブルドッグボスは4番人気に甘んじだが、直線で先頭に立ったラブバレットをキッチリ差し切って快勝。盛岡ダート1200mレコードを更新する快走を披露した。
 その後のダートグレードでは勝ち切れないレースが続いたが、昨年、浦和で行われたJBCスプリントを快勝。悲願を達成し、NAR年度代表馬に選出された。
 今年はフェブラリーSから始動。13着に終わったが、一戦ごとに着順をあげて前回・浦和スプリントを快勝。上昇ムードで2度目の制覇を狙う。
 クラスターCは4度目の挑戦。規定により抜けたトップハンデ59キロを背負うが、レコードホルダーの意地でも負けられないところ。

■ヒロシゲゴールド

牡5歳 北出成人きゅう舎(栗東)

 ダートグレード初登場は昨年4月、東京スプリント(JpnⅢ)。果敢に逃げてキタサンミカヅキ、コパノキッキングの3着に粘った。
 一戦置いてクラスターカップへ参戦。外強襲ヤマニンアンプリメには屈したが、コパノキッキングの追撃を封じて2着を確保した。
 前々走・すばるステークスは距離も長く13着に沈んだが、京葉ステークスで1年1ヵ月ぶりの美酒を味わい、上昇ムードで臨むのが心強い。
 過去実績、昨クラスターC2着からも逃げがベスト。強力逃げ馬マテラスカイがいるので折り合いがカギだが、2番手までなら我慢できるはず。当然だが、上位の一角を形成する。

■トップウイナー

牡4歳 鈴木孝志きゅう舎(栗東)

 3歳2月まで芝路線を歩み、2着4回。その後はダートをメインに5勝マーク。2勝クラスから3連勝を飾った。距離も1200mから1800mまでと融通性が非常に高い。
 前走・プロキオンステークスが重賞初挑戦。2番手からサンライズノヴァの0秒6差5着なら健闘と見ていいだろう。
 キャリアでは見劣るが、これから成長続ける4歳馬。地方ダートもこなせるようなら将来も約束された。

■アユツリオヤジ

牡6歳 村山明きゅう舎(栗東)

 管理するのは南部杯2勝、JBCクラシック盛岡を制したコパノリッキー、クラスターC連覇ダノンレジェンドでもおなじみの村山明調教師。
 デビューから一貫してダート短距離を使って1200m4勝。前々走のテレビ―ユー福島賞(3勝クラス)が初芝だったが、アッサリ逃げ切り、6歳にしてオープン入り。
 勢いを駆ってGⅢ・アイビスサマーダッシュに挑戦したが、スペシャリストがそろって12着。
 ダートグレード、地方ダートも未経験だが、サウスヴィグラス産駒なら盛岡ダートも合うはず。

■メイショウアイアン

牡10歳 田中淳司きゅう舎(門別)

 中央ダート4勝から一昨年、北海道へトレード。6勝2着6回の成績を残し、昨年の北海道スプリントカップ2着。
 今年は休み明けを一戦叩いて同レースへ臨み、直線大外強襲。マテラスカイ、スズカコーズウェイとの叩き合いの末、ハナ差先着。10歳にして重賞初制覇。2000年、オースミダイナー以来2度目の優勝を地元にもたらした。
 クラスターカップは今回で3度目の参戦。過去2回は6、7着だったが、グレードウイナーの勲章を胸に、今年こそ上位進出をもくろむ。

■ショーム

牡5歳 鈴木伸尋きゅう舎(美浦)

 南部杯3連覇、かしわ記念3連覇、フェブラリーステークス、ジャパンカップ・ダート、JBCスプリントとダートグレード9勝したエスポワールシチーの初年度産駒。
 ダート1400m~1800mで5勝してオープン在籍。前走・北海道スプリントカップが重賞初挑戦で8着に終わったが、地方ダート2度目の上積みは確実にある。